AIで作成したホームページは、そのまま使えますか?

研究者がAIでホームページを作成して悩んでいる画像。

AIでホームページが簡単に作れる時代になりました。
当社でも、Claudeやfigma、Canvaなどでデモサイトを作成することがあり、そのまま使えそうなクォリティに驚いたりしています。
研究室、学会、研究プロジェクトなど、小規模なホームページは、AIが新たな選択肢になるかもしれません。
ただ、現時点では、そのまま運用するには、使いにくさやトラブルがありそうです。
具体的な事例を挙げていきます。

公開・運用時の技術的トラブル

サーバー・ドメイン設定で詰まる

AIサービスの中では、確かにいい感じのホームページが簡単に生成されました。
肝心なのは、その後です。独自のドメインやサーバを申し込んだり、サーバにデータをアップロードしたり、公開作業をしたり・・・
経験がないと、ここがスムーズに行えないことが多いです。

無料プランのURLが消えるリスクも

独自ドメイン・サーバではなく、AI側で用意した環境が使えるケースもあります。
たとえば、Wixなら「〇〇.wixsite.com」といったサブドメインが使えて、生成したデータをそのまま公開できます。
しかし、独自ドメインでないため、サイトの信頼性が低く、サービス停止時にURLが丸ごと消えてしまう可能性があります。

トラブル発生時に解決策が見つからない

AIツールはテンプレートや自動生成された要素に依存する部分が多いため、問題が発生した際にその解決策を見つけるのが難しい場合があります。
海外製ツールは英語サポート中心で、対応時間や返答スピードにも課題があり、技術的な問題が起きても、研究者が自力で英語で問い合わせるしかありません。
高度な修正が必要な場合には外部の専門家に頼らなければならず、追加のコストや時間がかかります。

情報漏洩リスク

サイトを企画する際、非公開の研究データや資料、研究者の個人情報などをAIにアップし、それが漏えいしてしまったり、AIの学習に利用されてしまうリスクがあります。

更新・修正はすべて自己責任

AIで生成したHPの運用は自己管理になります。
論文追加・メンバー変更・お知らせ更新など、研究室では頻繁な更新が必要ですが、AIで作成したサイトを更新するのは、簡単でない場合が多いです。
ページを増やしたり、メニューを並べ替えたり、といった作業が困難になってしまうこともあります。
また、ちょっとした修正でもレイアウトが崩れることがあり、自力で直せない場合は外部の専門家に依頼するしかありません。
海外製ツールのサポートは英語対応が中心で、返答に数日かかるケースもあります。

品質・デザインの問題

どの研究室も似たようなデザインになる

AIが生成するデザインは、キレイにまとまっていますが、同じツールを使う他の研究室と酷似します。
訪問者に「見たことがあるHP」という印象を与え、記憶に残りにくくなります。
記事内容も似たようなものになりがちで、結果、検索エンジンからの評価もさがってしまいます。

表示の崩れ

AIツールはPC画面での見た目を優先して生成するため、スマートフォン表示が崩れているケースが見受けられます。
研究室選びを検討している学生の多くはスマホで閲覧しますので、重大な機会損失につながります。
また、AIツールの中には、htmlソースの書き方が適切ではないケースもあり、PCサイトでも表示の崩れが起こることもあります。
これを修復するには、htmlの専門的なスキルが必要となります。

問い合わせフォームがスパムだらけになる

AIが生成するフォームには、スパム対策(reCAPTCHAなど)が初期設定されていないことがほとんどです。
スパム対策の設定は専門知識が必要で、後から追加するのは容易ではありません。

株式会社ディーアイケイにご依頼いただく場合は?

AIでホームページを生成する際のトラブル事例をいくつか紹介しました。
サイトを作るまでは、AIは素晴らしく役に立ちますが、問題はその後・・・ということになりそうです。
参考までに、当社にホームページ制作をご依頼いただく場合のポイントを追記します。

外部の目で研究室の「売り」を探す

私たちは、創業27年、外部の目でお客様の魅力を探し、ホームページという具体的な形にするお手伝いをしています。
研究者ご自身では気づかれない「あたりまえ」の中に、研究の売りが潜んでいます。
当社はそれをわかりやすく伝えるスペシャリストです。

ガイドラインの元、安全・安心のAI利用

当社はホームページの企画調査、デザイン、素材制作等の各段階でAIを使用します。
情報漏えいのガイドライン・対策マニュアル・契約書を完備し、しっかりした社員教育のもと、安全・安心のAI利用を推進しています。
詳細はこちら
AIに直接依頼ではなく、当社経由で、安全でより有効なAI活用をしませんか?

丸投げ歓迎

研究者の広報活動をお手伝いして27年。
最小限の資料でホームページ制作を丸投げいただけます。
科研費案件などは、申請書と論文をメールで送っていただければ、それだけでホームページの企画ができます。
もちろん、デザインやコンテンツへのこだわりにもお答えします。
同じ丸投げするなら、AIではなく、当社へ。企画から制作、運用まで安心してお任せいただけます。
万が一のトラブル、更新作業なども、すべて当社が行います。

当社は、先生の研究活動を妨げません。

文責:株式会社ディーアイケイ 金子弘行

2026年5月9日
このページの先頭へ戻る