研究者ホームページ原稿作成のポイント

当社は1999年の創業以来、ホームページ制作の業務を通して、研究者の広報活動及びブランディングをお手伝いしています。
ホームページを作成する際、どんなコンテンツ(原稿)を用意したらよいか?といったご質問をお受けします。もちろん、そのホームページの目的、ターゲット、ゴールなどにより内容は様々ですが、一般論として、研究者の広報活動に必要なコンテンツを整理しましたので、執筆のご参考になればと思います。

1.科研費による研究事業の場合

  • 研究テーマの社会的な重要性、先行研究と比べての新規性
  • 研究の妥当性(計画や目標達成のリソース、手法など)
  • 研究者の研究実績(論文、研究資金の獲得実績など)
  • 研究チーム(メンバー)のスキル、専門性、協力体制など
  • 研究成果の予測(どんな社会的な課題を解決するか?将来どんな分野への応用が可能か?など)

2.研究者の広報活動として

① 研究内容について

  • 研究分野、専門分野の説明(一般向けの紹介記事も有効)
  • 研究目的、研究テーマの説明
  • 研究の背景、意義の説明
  • 研究手法、実験方法などの説明
  • 研究成果や発見、新しい知見に関する説明

② ニュース発信

  • 研究の進捗、活動、成果などのお知らせ、プレスリリース
  • イベント、シンポジウム、学会、カンファレンス
  • 資金提供機関、支援団体、協賛企業の情報

③ 研究に関するFAQ、読者から質問を受け付けるフォームなど
④ 学術論文、著書の出版案内、オープンアクセス論文の公開
⑤ ブログ、SNSなどの連携
⑥ 連絡先、お問い合わせ先
⑦ 個人情報保護方針

3.研究者のブランディングとして

① 研究分野での専門性の確立
② 認知度の向上(広報活動、学会、カンファレンス発表、メディア露出、SNS発信)
③ 研究者自身の言葉によるアピール(ブログ、SNS、出版物により、独自の視点、アプローチをアピール)
④ コミュニケーションの向上(プレゼンテーション、論文執筆、WEBやSNSでのユーザとの対応)
⑤ プロフェッショナリズムの確立、研究者としての価値向上

以上、ホームページ制作時、原稿執筆の参考になれば幸いです。
株式会社ディーアイケイでは、お客様のコンテンツ企画から原稿作成までお手伝いしています。お気軽にご用命ください。

2023年4月21日
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