大学内のサーバでWordPressを使用する場合の注意点は?

質問

現在、大学内のWEBサーバを使ってホームページを運用しています。この度、Wordpressで更新管理できるようリニューアルを検討していますが、注意点はありますか?(Y市立大学様)

答え

ホームページ制作や運用を外部の業者に委託される場合、以下をご確認ください。

1. WordPressやMovable Type等、CMSを使ってホームページを構築される場合

ホームページ制作の知識がない職員様にも、お知らせの発信や記事の修正などがブログ感覚で簡単に行えるようになります。ただし、デザインのレイアウトやテンプレートの修正、ブログ記事を除く新規ページの作成、その他、難易度の高い更新に関してはホームページ制作(html)の知識が必要となります。当社とサポート契約をいただければスムーズです。

確認事項

  1. 学内のWEBサーバでWordpress等のCMSが利用可能ですか?
  2. 外部からWordpress等の管理者権限でのログインは可能ですか?
  3. 外部からFTPの利用が可能ですか?

これらがすべて可能な場合、当社が制作や運用をお手伝いさせていただくことが可能となりますが、一般的には学内のWEBサーバには、外部からログインを禁止している場合が多いです。
その際には、2. 固定ページでのホームページの制作となります。

外部のサーバを利用する場合

  1. 学内のサーバではなく、外部のレンタルサーバを使うことも検討できますか?

年間1万円程度の費用で、独自ドメイン、外部のレンタルサーバでのホームページ運用が可能です。Wordpress等CMSでのサイト構築、SSL暗号化通信(httpsで始まるドメイン)もご利用いただけます。

  • ドメインは独自のドメインになります(.jp、.org等取得可能なドメイン。大学のドメインは利用できません。)
  • 大学側からレンタルサーバ会社にネームサーバーを割り当てていただければ、大学のドメイン(サブドメイン)が利用できる可能性もあります。

メンテナンスパック・・・年間132,000円(税込)
ドメイン取得・維持費用、レンタルサーバ費用、Wordpressのアップデート、月1回以内のコンテンツ修正がパックになった当社のプランをご利用いただけます。

2. 固定ページでのホームページ制作

学内サーバで運用を希望し、外部からのアクセスが禁止されていて、かつレンタルサーバの利用もしない場合は、固定ページでのホームページ制作となります。
当社の確認用サイトで検収いただいた後、メール、CD-ROM等でデータ納品となります。データのアップロード等は学内のサーバ担当者様へご依頼ください。

注意点

  1. ホームページの更新はhtmlの知識が必要となります。
    ※ドリームウィーバー、ホームページビルダーなどホームページ作成ソフトは貴学にてご対応ください。
  2. 新着情報、お知らせなどのブログ機能、メールフォーム等は実装できません。
    ※メールフォームはGoogleフォームなどのご利用をお勧めします。
  3. ホームページの更新を当社にご依頼いただく場合は、二重管理を避けるため、貴学での更新は一切行わないことが前提となります。
2021年4月23日
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